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自分を大切な存在として扱う具体例

マイメンターをメンターに付けてから、

8年目に突入しております。

その長い年月の中で、

自分の人生に多大なる影響を与えてくれた、

気付き学びが沢山あります。

ふとした瞬間に、それが想い出されることがあるのですが、

今日もその「ふと」が降りてきました。

それが今日のタイトル、

「自分を大切な存在として扱う具体例」

です。

 

自己肯定感を構成する3つの要素の中に、

「自己尊重」があります。

一言で言うと、

「自分をお客様のように扱うことだ」

ということも、メンターから教えていただきました。

しかし、

それまでの30年という長い年月、

「自分さえ我慢すれば」

というスタンスで生きてきた私にとって、

「自分をお客様のように扱う」ということが、

頭では理解できても、

腑に落としきれていませんでした。

 

しかし、こういうことか!!とわかった瞬間がありました。

 

それは、息子がまだ10代の学生の時でした。

息子がある消費者トラブルに巻き込まれました。

7万円という、理不尽な請求を受けたのです。

(これは憶測ですが、未熟な青年に付け込んだと想われます。)

息子に非はなかったものの、それを証明するものがなかったため、

もしかしたら、

支払う義務が発生するかもしれないことを不安に想った息子が

親にその経緯を打ち明けてくれました。

私は、その相手に怒り爆発!!

「まだ世の中に対して未熟な少年に、

こんな理不尽なことするなんて許せない!!

君の名誉のために、7万円は絶対に払わない。

万が一義務があると言われたら、

裁判を起こしてでも払わない。

例え、何十万、裁判費用が掛かったとしても、

7万円は絶対に払わない。

今度、その相手から電話がかかってきたら、

ママかパパにすぐ変わって!!」と言っておきました。

後日その相手から電話があり、

すぐに父親と変わったら、向こうが慌てて電話を切り、

それ以来連絡はありません。

 

このできごとをマイメンターに話してありました。

そして、事象は違うものの、

私も、別な消費者トラブルに巻き込まれ、

私が「自分さえ我慢すれば」とあきらめそうになった時、

マイメンターがこういってくださいました。

「息子さんには、息子さんを守ろうと必死になれるのに、

何で自分にはそれをしないのか?

息子さんにできるんだから、自分にもできるはずではないか?」と・・・

確かに!!と想いました。

自分の立場を息子に置き換えたら、確かに守ってあげるでしょう。

あの時と同じように・・・。

 

自分がなにか辛いと感じたり、苦しいと感じた時、

自分の大切な人と置き換えてみたらいいかもしれません。

その時、「こんな想いは、その大切な人にさせたくない」と想うのであれば、

自分にもそんな想いはさせてはいけないと想います。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

MindLabo代表 山本智香子