「自己肯定感ハラスメント」を読んで
先日、自身のブログ(1月16日投稿:自己肯定感という本来の言葉の意味)に、
「自己肯定感」という言葉をこのまま使い続けていいのか?
という迷いが生じているということを記載いたしました。
この迷いが生じたのは、
スポーツドクター辻秀一氏が書かれた、
「自己肯定感ハラスメント」(フォレスト出版)
という本を読み始めたのがきっかけでした。
自己肯定感オタクの私は、
自己肯定感というワードには敏感で、
特に、この本のタイトルのように、
自己肯定感に対する別な視点を得られそうなワードには、
惹かれる傾向があるようです。
昨年の2月26日に初版発行されたようですが、
その本の存在に気が付いたのは最近でした。
きっと、今が読むタイミングなのだと想います。
こちらの本を読み進めていくうちに、
著者と自身の間に共通点と相違点があることに気が付きました。
まず、共通点は大きく2つです。
1つ目は、
自己肯定感という本来の言葉の意味を知ることなしに、
自己肯定感を高めようとして、
かえって自己否定感を募らせるということ懸念している点。
2つ目は、
自分らしく自分を生きることが、幸せで豊かな人生を送るための重要な要素だという点。
相違点は、
自分らしく自分を生きるための土台は、
辻氏は「自己存在感」、私は「真の自己肯定感」だということです。
ただ恐らく、辻氏が推奨する「自己存在感」と私の推奨する「真の自己肯定感」は、
ほぼ等しいと言っていいと想います。
辻氏は、巷で、
「自分の外側にある条件や評価・常識・比較などによってつくりだされるものだ」
という解釈が浸透している「自己肯定感」は推奨せず、「自己存在感」を推奨しています。
私も「自己存在感」という言葉を使うかは別として、
もうすでに本来の意味でとらえられ居ないことが多い「自己肯定感」という言葉の、
本来の自己肯定感(真の自己肯定感)を説明するより、
別な言葉でお伝えした方が伝わりやすのではないか?
すみません、答えのない、つぶやきの投稿となってしまいました。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
MindLabo代表 山本智香子