Aさんを尊重する行為
以前いた職場で、私は、こんな行為をしていました。
Aさんが居ない所でBさんに
「AさんがBさんのこと〇〇だって言ってたよ」
と伝える行為です。
〇〇に入る言葉は、Bさんを誉める言葉や、承認をする言葉です。
例えば、
「上司のAさんが、Bさんの挨拶が気持ち良いって褒めてたよ。」
「教育係のAさんが、Bさんのことを工夫するのが上手いって褒めてたよ。」
「Aさんが、B先輩のアドバイスがすごく役に立ったって感謝してたよ。」
「Aさんが、B上司が相談に乗ってくれてうれしかったって言ってましたよ。」
「Aさんが、Bリーダーのように仕事を瞬時に的確に回せるようになりたいって言ってましたよ。」
などなど、
誰かが何気に話してくれた、同僚や上司への承認や誉め言葉を覚えておいて伝えるのです。
目的はBさんの自己肯定感を上げるためと、
AさんとBさんの信頼関係づくりに微力でも貢献できると想ったこと。
これをやるようになったきっかけは、
以前勤めていた会社で「承認力向上研修」の講師を担当したことでした。
この研修の内容に、このやり方や効果が記載されており、
自己肯定感オタクの私は、
「これいいじゃん。やってみよう!」
と、やる気スイッチが入り、意識してやるようになったのです。
そして今日、この行為に別のメリットもあるという新たな視点をいただきました。
気付きをくださったのは、メンターです。
ミーティングの際に、仲間がメンターにした質問から、
偶然にもこの視点をいただきました。
その視点というのが、今日のタイトル
「Aさんを尊重する行為」です。
確かに、Aさんの株も上がりますよね。
「AさんがBさんのこと〇〇だって言ってたよ」と伝える行為。
Bさんの自己肯定感UPになり、
AさんとBさんの信頼関係構築にも繋がり、
さらにAさんを尊重する行為でもある。
メリットが多いですね。
※〇〇に入る言葉に批判や悪口はNGです。
真逆の結果が得られてしまいます。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
MindLabo代表 山本智香子